内容説明
いま、という時代を揺れ動くような人間の存在の危うさ、生きる困難さを何処にもつながれないで見つめること。生きものの声のする方向へ境へ涯へと自在にのびる視線は、私たちの生の深いところをさわって、揺るぎない希望を見出す。色鮮やかな処女詩集『碧空』から9年を経た著者の新詩集。
目次
悪い姿勢で
知らない境涯を歩いている
耳のかたち
移り過ぎる暴力的でやわらかな骨組み
プライベート・ハーブ
名乗り合い
春のリボン
出来事は生え際で起こる
身形
顔面反射〔ほか〕
いま、という時代を揺れ動くような人間の存在の危うさ、生きる困難さを何処にもつながれないで見つめること。生きものの声のする方向へ境へ涯へと自在にのびる視線は、私たちの生の深いところをさわって、揺るぎない希望を見出す。色鮮やかな処女詩集『碧空』から9年を経た著者の新詩集。
悪い姿勢で
知らない境涯を歩いている
耳のかたち
移り過ぎる暴力的でやわらかな骨組み
プライベート・ハーブ
名乗り合い
春のリボン
出来事は生え際で起こる
身形
顔面反射〔ほか〕