出版社内容情報
「この詩人が杉並区の図書館で30年以上じっと働き続けている事を知ると本詩集の凄みは一層増すだろう!」
(小林正人)。
共有されるべき何事かをもたず、なおも詩はどのように書かれうるのか。
神話から現在までを重層化し、歴史といまを同時に生きぬこうとする、現代詩の果敢な実践。
解説=城戸朱理、長野まゆみ、吉田文憲、杉本真維子
田野倉康一[タノクラコウイチ]
著・文・その他
内容説明
まるごとの生に。共有されるべき何事かをもたず、なおも詩はどのように書かれうるのか。神話から現在までを重層化し、歴史といまを同時に生きぬこうとする、現代詩の果敢な実践。
目次
詩集“廃都”全篇
詩集“産土/うぶすな”全篇
詩集“流記”全篇
詩集“真景”から
詩集“行間に雪片を浮かべ”から
未刊詩篇
散文
作品論・詩人論
著者等紹介
田野倉康一[タノクラコウイチ]
1960年東京都小金井市生まれ。明治大学文学部文学科フランス文学専攻卒業。「洗濯船」同人。『流記』(歴程新鋭賞、2002年)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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