目次
詩集「燭花」から
詩集「密約―オブリガート」全篇
詩集「揺籃期―メッザ・ヴォーチェ」から
詩集「彩管譜―コンチェルティーノ」から
詩集「睡濫」から
詩集「不完全協和音―コンソナーンツァ・インフェルペット」から
散文 私的詩論―回流・転換・消えゆくものへ
作品論・詩人論
著者等紹介
松尾真由美[マツオマユミ]
1961年北海道生まれ。詩的出発は遅く、多感な時期は詩を通り過ぎ、日記を書くことから詩の創作に目覚める。95年に個人詩誌「ぷあぞん」を北国の片隅で発行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
perLod(ピリオド)🇷🇺🇨🇳🇮🇷🇿🇦🇵🇸🇾🇪🇸🇾🇱🇧🇨🇺
5
現代詩を酷評している詩人が推す現代詩人の一人。 難解というか、意味不明。それは散文もそれ以外の詩も、私的詩論もそうで、どこまでも日常では絶対に使わないようなワードを多用して一般読者を拒否するようだ。この人に限らないが、詩に漢語を多用するのは堅苦しい感じがして親しめない。果たして作者はその漢語の意味を把握しているかどうか。もう少し柔らかく出来ないのだろうか? 現代詩について憂う声があるけど、まずはこの硬く親しめなさ加減、よそよそしく初心者お断りの調子が原因では? →2024/08/09
岡部淳太郎
2
いちおう読むには読んだが、自分には遠い詩集だった。一篇が長すぎるし、言葉のチョイスが気取りすぎてていて鼻につく(詩集のタイトルもそう)。悪い意味での「現代詩」の縮小再生産にしか見えない。「私的詩論」という散文も自己のことばかり語りすぎていていやらしさを感じてしまう。で、作品論・詩人論を書いているうちの一人が、自分の苦手な詩人岩成達也であった。なるほど。合わないわけだ。2013/04/29
しお
0
お経のように読んだ。2024/12/11
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- 洋書
- The Fly Trap