内容説明
既刊詩集の全て、数多くの未刊詩篇を収録。主要詩論、クリティック、エッセイなどを収録。多彩な書き下し作品論、詩人論を併録。
目次
詩集「二人、あるいは国境の歌」全篇
詩集「未生譚」全篇
詩集「砂の日」全篇
未刊詩集「シスター・アンディゴネーの暦のない墓」から
「未刊詩篇」
詩論・エッセイ
作品論・詩人論
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
33
#守中高明 #詩集 #説明歌 木の舟の歪んだ「文字」の今日/ここで書き換えること私の救い #返歌 木は燃える水は消せるし凍れるし歪んだ言語の上で踊ろう #短歌 #tanka2017/03/29
内島菫
16
決してぴったりとは重ならない「私」という最初からある二重性。「私」が単独者として持つ二重性。それは他者が私になり私が他者になるというひっくり返り続けるシーシュポス的な永久機関、賽の河原のトートロジー。しかし、同じことは繰り返せないし、違うから同じと言える。同じことと違うことを媒介する作用とはいったい何だろう。ひっくり返ろうとする原動力とは?例えば本書でリフレインされる語に「毛」「灰」「人の葉」等があるが、それらは特に固定された何かを表してはいないように見える。2022/09/30
タカ派の修司
2
「襞」が「捻れ」て、「黴」の「徴」が「酷たらしい」「雪崩れ」に「震えて」いる、といった印象。
s_i
1
再再再読ぐらい。国境のやついいよね。2012/08/02
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