目次
詩集〈愛と死の数え唄〉から
詩集〈魂の中の死〉から
詩集〈時刻表〉から
詩集〈開かれる日、閉ざされる日〉から
詩集〈土地の名~人間の名〉から
詩集〈OB抒情歌〉から
エッセイ
詩人論(嵯峨さんの魅力=吉野弘;わが偉大なる信天翁=金丸桝一;2つの像―2つの人格=吉原幸子;3羽の鳥=清水康雄)
作品論(遠い火=吉田加南子)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Bartleby
9
「あらしに吹き折られた青い小枝のような あなたの言葉で 避暑地の海をかきまぜてこよう」2015/10/06
sk
4
認識も比喩も詩行の運行も、すべて抒情的発光へと向けられているように感じられた。ある意味整い過ぎていて、抒情へ至らない、あるいは抒情を乗り越える、そういう逸脱を排除する厳しい統御の働きが見える。詩はここに正確に着地すべきかどうか、難しい問題だ。2015/04/06
ゆみ
0
マイベスト詩集!! 終幕感というか、終わりに満ちているのに、めいっぱい暗いのに読んだ後飛んでいけそうなくらい気が軽くなるのはどうしてなんだろう。信天翁の詩は携帯のメモ欄にずっと入れている。2004/12/23