感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
燃えつきた棒
25
昔、宗左近自身による「燃える母」の朗読をテレビで観た。 その時の衝撃は、今も忘れられない。 だが、しかし、再びその衝撃に身を委ね、涙せんとした僕の試みは見事に裏切られた。 それが、僕自身の感情鈍磨によるものか、想像力の枯渇によるものかは分からない。 2017/03/05
misui
7
『炎える母』は戦時の空襲体験をもとにした極限的な作品。炎の中で見捨ててしまった母への鎮魂と自責の念が、陶酔的で切迫感をともなった言葉で綴られる。書かれている内容の凄まじさに圧倒されつつこの悲惨に美しさを感じる自分もいて、詩というものの恐ろしさを思う。ただ、『炎える母』で表現の底を割ってしまった節があり、以降の詩はどこか壊れたまま題材を変えてのリハビリのように思える。そのいたるところに見え隠れする母の姿。おそらくこの詩人は一生涯、体験から離れられないのだろう。2015/02/13
きさらぎ
1
「炎える母」を抄録。これを読んでよいと思ったら、是非「炎える母」全文を読んで欲しいな。




