感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
misui
6
夜の眠りの中、夢と記憶と無意識の領域にて他者との繋がりを確認し、朝の目覚めの彼方へと出発が歌われる。愚直なまでの<きみ><ぼくたち>への呼びかけは60年代を反映してもいようし、観念的な言葉の世界は奇妙に垢抜けない感じがあって、(実際はどうであれ)社会に出る前の浮世離れした青春の雰囲気を漂わせている。たまに現れる言葉遊びもスパイスになっていて楽しい。「やねのうえにおひさまがほしいの/はねがほしいのふねがほしいの/あついことばはいつもほしいの」(「うた」)なんてそのまま歌えそうだ。2014/07/16
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4
〈青春〉してますね。2019/04/21
Nepenthes
3
松本隆が影響を受けた詩人ということで入手。何というか、言葉が色鮮やか。詩の中に込められた記憶と感情と情景が幻想的な世界を描き出しています。使われる言葉は都会的・日常的なものなのだけれどもそれらを紡いで夢幻を現出させていく。一冊懐に持っておきたくなる本です。2024/08/02
Auristela
2
いつだって出発のためにに立ち返る2015/09/14
sk
1
色々ゆたか。2013/05/06