哲学的人間学

哲学的人間学

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  • サイズ B6判/ページ数 313,/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784783511625
  • NDC分類 114
  • Cコード C1010

内容説明

若い読者に贈るアントロポギー。宗教、哲学、社会科学、自然科学と多岐にわたって人間観の歴史を辿りつつ、永劫なる「人間の諸問題」を見事に集約する。簡潔な西洋思想史の名著。

目次

序論(哲学的人間学とは何か;哲学以前の人間学;人間学史上の特筆すべき事項)
第1部 人間と神(宗教的人間学)
第2部 精神的生物としての人間―主観的精神(理性人間学)
第3部 人間と動物(生物学的人間学)
第4部 精神的生物としての人間―客観的精神(文化人間学)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sayan

4
ピーター・シンガーの書籍を読んだような読後感。さておき、興味深かった点は、動物は外的環境に多種をもって対応、人間は多様な文化=それに適した行動様式を作り出すことで対応とする。その違いは創造的応答とする。自然の脅威に対しては確かにそのように対応できるかもしれない。しかしその外的脅威が文化そのものとなった場合人間はどう反応するのか?自分の文化=生き残る手段が脅かされるとして、Bブザンがいうように難民等(異文化をもつもの)に対してセキュラタイゼーション=「社会的安全保障」が意識され創造的応答は難しいのだろうか。2017/08/14

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