内容説明
本書は社会学に関心のある一般読者を念頭において書かれている。非常にわかりやすく、しかも鋭い視点に貫かれた入門書である。ウェーバー、デュルケムという2人の巨人に代表される社会学の根底に存在している問題意識、すなわち近代社会という歴史状況に置かれた人間の運命を探るという問題意識を掘りおこすという、社会学の伝統の掘りおこし作業への読者を導くことが、本書の意図といえよう。
目次
第1章 個人的娯楽としての社会学
第2章 意識の一形態としての社会学
第3章 補論―態度変更と生活史
第4章 社会の中の人間
第5章 人間の中の社会
第6章 ドラマとしての社会
第7章 社会学的マキアヴェリズムと倫理
第8章 ヒューマニスティックな学問としての社会学
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