内容説明
星もくじらも銀河も、チョコレートもうたっている。百数十億年のむかしから、ずっとうたいつづけている。かすかな電波で。サイエンス・ファンタジー絵本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とよぽん
21
絵本に分類されているが、科学の物語ともいえる。絵は、やわらかく温かいタッチだ。すべての生きもの、すべての自然は、宇宙とつながっている。「ほしのかけらが あつまって ちきゅうになった。そのちきゅうから いきものが うまれた。だから ぼくたちは みんな ほしのかけらだ。」という終盤の文章が秀逸。そこで、冒頭の「ぼくが うたっている」が、タイトルの「ほしがうたっている」につながる。2019/03/21
