人魚の博物誌―海獣学事始

人魚の博物誌―海獣学事始

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  • サイズ B6判/ページ数 193,/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784783501718
  • NDC分類 489.67
  • Cコード C1045

内容説明

人魚セイレンが、科学の分野で認知されるのは、近代自然史への道を開いたゲスネルの『動物誌』が世に出てから、2世紀もの長い歳月を経た18世紀半ばになってからである。神話のセイレンが科学の世界で不滅の地位を与えられたのは、分類学の祖リンネによってである。動物誌の世界から海獣学。

目次

第1章 人魚学事始
第2章 大海牛(ステラーカイギュウ;日本の大海牛 ほか)
第3章 人魚の解剖学(ジュゴンの解剖;骨格にみられる特徴 ほか)
第4章 人魚の現地調査
第5章 人魚学の現状と今後の課題

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

茶器

4
プリニウスから始まる、海牛類入門。本書を「絵本的体裁になった」と筆者は言っているけれど、裁量よく昨今の海牛類事情がまとめられていて素人にも面白い。日本で人魚といえばジュゴンだけれど、欧州だとマナティーであるという話が印象深い。2016/08/16

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