線画の世界―人間のもう一つの言葉

線画の世界―人間のもう一つの言葉

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  • サイズ A5判/ページ数 137p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784783501589
  • NDC分類 725
  • Cコード C1070

内容説明

著者が自分自身の幼児期から描きはじめた一連の線画を通じて、成長とともに対象がどのように認知され表現されていくのか、その発達の歴史を追跡しつつ、線画という独自な表現世界を新たに展開する。

目次

この本を書くことになった直接の動機
金、雪、紙
平面的造形物と立体的造形物
写真と線画
予想と断片的な情報
個人における線画の発達
乱画の時代から造形の段階まで
思春期までの学童期
章と章の幕間に:比較例としての蒸気機関車
子供時代の終わりからおとなになるまでの間
造形における色の意義についての補足的考察
色の実質価値への疑問
分節化と単純化
写生と心象画
自由度
交通標識
略画では何が残されるのか?
なぜ再び動物略画なのか?
線は何をすることができるか?
銅板画と腐食銅板画
略画のための準備作業
墨略画―ある後退
それではどのようにして描くのか?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ニッポニテスは中州へ泳ぐ

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☆=3 何気なく手に取ったら、まさかの『鼻行類』の著者。幼少時から線画スケッチに憑かれて生きてきた動物学者が、線画で個人史を語る。 最終的には日本の毛筆が気に入ったらしく、末尾には仙厓義梵を思わせる味わい深き和筆スケッチが一杯。2020/09/22

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