目次
第1部 現代意識理論の哲学的背景(実体の存在論vs.プロセスの存在論;宗教におけるプロセスの存在論;「気づき」と「表象」;心脳問題探究の歴史的経過;エナクティブ・アプローチ;意識とは何か。)
第2部 (二〇二一)現代脳科学から見た脳と心の関係(ウォルター・フリーマンの意識理論(Neurodynamics)
意識とは何か。
情動とは何か。
意識は人間にとっていかなる意義を有するか)
第3部 プロセスの存在論としてのブッダの思想(法(ダルマ dharma)とは何か
ブッダの教説における「心のプロセス」と「脳のプロセス」との重なり合い
「存在の異なる形態」としての五蘊
循環的因果関係としての十二縁起
五蘊・十二縁起の自然主義的解釈
第3部までの総括)
第4部 十二縁起の自然主義的解釈(五蘊の開展としての十二縁起;十二縁起に仕掛けられた「どんでん返し」;ブッダの人間観)
第5部 現代に蘇るブッダの思想(生得的利他心と四無量心;「利他心」についての生物学的・進化心理学的理解)
著者等紹介
浅野孝雄[アサノタカオ]
1943年北海道生まれ。1968年東京大学医学部卒業後、東大病院脳神経外科入局。国内関連病院および米国コネチカット州ハートフォード病院、スイス・チューリヒ州立病院などを経て、1973年東大病院脳神経外科助手、1978年同講師。1986年埼玉医科大学総合医療センター脳神経外科教授。現在、埼玉医科大学名誉教授、小川赤十字病院名誉院長。脳血管障害の病態生理学と治療法の研究により、東京都医師会医学賞、美原賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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