内容説明
本書は大体1760年から1840年にかけてヨーロッパで刊行された絵入り旅行記が扱った風景に関わるさまざまな要素を調べてみようとする。それら絵の入った旅行記の黄金時代から写真の出現までの時期と言ってもよい。
目次
序章 発見という趣味
第1章 科学が「凝視」した
第2章 自然の傑作
第3章 世界、とらえがたなし
第4章 文化無用の風景
第5章 未知界各分派
第6章 外なるもののヘゲモニー
終章 自然を「リアル」に、ということ
著者等紹介
高山宏[タカヤマヒロシ]
1972年東京大学文学部卒業。1974年東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。1976年東京都立大学人文学部講師。1991年東京都立大学人文学部教授。2008年明治大学国際日本学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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