内容説明
分子レベルの神経科学から言語、意識、知識、真理の問題などの認知神経科学まで、磁気共鳴画像法によるデータや哲学をはじめとする学際的な知見にもとづく唯物論を精緻に展開。
目次
第1章 考える物質
第2章 認知作用と知識の選択
第3章 意識状態
第4章 知識と社会生活
第5章 遺伝子から脳へ
第6章 ニューロンの後発生説と文化的進化
第7章 真理を求める科学研究
第8章 科学は人間中心主義の一つなのだろうか
著者等紹介
シャンジュー,ジャン=ピエール[シャンジュー,ジャンピエール][Changeux,Jean‐Pierre]
コレージュ・ド・フランス教授、パストゥール研究所教授であり、また科学アカデミー会員である
浜名優美[ハマナマサミ]
1947年群馬県生まれ。1977年早稲田大学文学研究科フランス文学専攻博士後期課程満期退学。1991年南山大学文学部教授。2000年同大学総合政策学部教授
木村宣子[キムラノブコ]
1979年南山大学文学部卒業。現在、翻訳家
山本規雄[ヤマモトノリオ]
1967年、東京生まれ。出版社勤めなどを経て、2002年に有限会社ことふねを設立、編集・翻訳業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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