ゴダール・映像・歴史―『映画史』を読む

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  • サイズ A5判/ページ数 257p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784782801413
  • NDC分類 778.235
  • Cコード C1010

内容説明

映画とは、いったい何であったか。世界の映画史を一新させた監督ゴダールによる畢生の大作『映画史』をめぐって、日・仏・英の研究家がその是非を論じあう。映画研究の最前線。

目次

第1部 歴史の詩学(映画と歴史について;ゴダールが歴史=物語を作る;世紀の日録から抜き取られたイマージュ;歴史とパッション;映画的イマージュと世紀の痕跡―『映画史』の歴史叙述をめぐって)
第2部 記憶の政治学(世紀の伝説;“聖パウロ”ゴダール対“モーゼ”ランズマンの試合;相互衝突;映画的身体を越えて―『映画史』における人間的感情とデジタルテクノロジー)
第3部 映像の地政学(不可視なものを示す機械;映画とは何だったのか、ジャン=リュック・ゴダール?;パッチョロ)

著者等紹介

四方田犬彦[ヨモタイヌヒコ]
1953年西宮生れ。東京大学で宗教学を、大学院で比較文学を学ぶ。現在は明治学院大学文学部教授として映画史を講じている

堀潤之[ホリジュンジ]
1976年東京生れ。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻(表象文化論)博士課程、およびパリ第三大学映画・視聴覚研究科博士課程(フランス政府給費留学生)に所属
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

facecrime

0
予習で読んでみた。四方田さんやはりおもしろい。堀潤之さんがこの本を編著した時今の俺と同い年だったことが一番の衝撃かも……2021/08/12

カラシニコフ

0
ゴダールの『映画史』についての評論・批評をまとめた本。ゴダールのインタビューや国内だけでなく、海外の映画評論家や学者の視点から描かれて、やや難解なところもあったが、興味深いところもあった。2021/03/11

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