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錯体化学会選書
金属錯体の現代物性化学

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  • サイズ A5判/ページ数 413p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784782705674
  • NDC分類 431.13
  • Cコード C3043

内容説明

金属錯体は磁性や光物性、伝導性など固体物性の宝庫である。本書は最初に配位子場理論と金属錯体の光学的性質を紹介し、2章ではこれらの磁気的性質を具体的な例を豊富に紹介しながら解説。3章では伝導性の金属錯体について歴史も含めて詳しく解説し、4章では金属錯体の特徴でもある多重機能性に関して具体的な例を挙げながら解説。終わりにつけた付録では、SI単位系とCGS単位系について解説した後、これらの単位系の間の換算についてまとめている。

目次

1章 配位子場理論と金属錯体の光学的性質(配位子場理論;金属イオン間磁気相互作用と光学遷移;ランタニド化合物の構造制御と光機能特性)
2章 遷移金属錯体の磁気的性質(遷移金属錯体における磁性の基礎;低次元磁性体;単分子磁石の化学;単一次元鎖磁石と単分子磁石ネットワーク;スピンクロスオーバー錯体)
3章 遷移金属錯体の伝導物性(部分酸化型一次元白金錯体;電子軌道の多様性と金属錯体分子性導体;単一分子種からなる金属結晶)
4章 多重機能性の最前線(強相関一次元遷移金属化合物の巨大非線形光学応答と超高速光誘起相転移;遷移金属錯体の光誘起相転移;光磁性現象と非線形磁気工学現象;キラル磁性錯体;電気磁気光学;電界効果トランジスタ;有機ELデバイスとリン光性偏移金属錯体;逆Psierls相転移を示すナノワイヤー金属錯体;白金混合原子価錯体のクロスオーバー領域に現れる特異な電荷整列;プロトン伝導性金属錯体;電子-イオン(プロトン)混合伝導性錯体
磁気におけるSI単位系とCGs単位系)

著者等紹介

山下正廣[ヤマシタマサヒロ]
東北大学大学院理学研究科教授。九州大学大学院理学研究科博士課程修了(1982年)、理学博士

小島憲道[コジマノリミチ]
東京大学大学院総合文化研究科教授。京都大学大学院理学研究科博士課程修了(1978年)、理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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こずえ

0
これ出してるとこがとこだけに錯体化学としてよい。ただどっかのシリーズが内容偏ってた気がするので注意

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