糖鎖科学への招待

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  • サイズ B5判/ページ数 157p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784782705193
  • NDC分類 464.3
  • Cコード C3043

目次

1 糖鎖を理解するために
2 糖鎖の一次構造と高次構造
3 糖鎖の構造解析―PA化法、核磁気共鳴(NMR)スペクトルおよび質量分析(MS)の利用を中心に
4 糖鎖の生合成
5 糖鎖の機能―糖鎖の認識から生物学的機能発現までの分子機構を中心に
6 分子レベルでの糖鎖構築法―化学的手法、酵素学的手法と分子生物学的手法について
7 糖鎖構築法の応用と将来

著者等紹介

辻崇一[ツジシュウイチ]
1974年東京大学農学部農芸化学科卒業。1978年東京大学大学院農学系研究科農芸化学専攻博士課程中退(1980年農学博士)。東京大学医学部文部技官・教育職。1986年東京大学医学部助手。1991~2000年理化学研究所国際フロンティア研究システム。糖遺伝情報研究チームチームリーダー。2004年お茶の水女子大学糖鎖科学研究教育センターセンター長・教授。2005年東海大学未来科学技術共同研究センター教授(糖鎖工学研究施設)。現在にいたる。シアル酸転移酵素の構造と機能の研究を通して、神経系発生分化過程での含有シアル酸糖鎖の役割・機能の解明を目指している。また、この研究過程で発見した新規タンパク質がCMT‐4A病原因因子であることが明らかになり、治療法開発を目指してこのタンパク質(GDAP‐1)の構造と機能の研究も開発した

梶本哲也[カジモトテツヤ]
1984年京都大学大学院薬学研究科薬学専攻修士課程修了。1986年同博士後期課程中退(1989年薬学博士)。熊本大学・薬学部文部技官・教育職。1987年同助手。1990年スクリップ医学研究所(USA)博士研究員。1991年理化学研究所・国際フロンティア研究システム博士研究員。1992年同糖情報工学研究チーム副チームリーダー。1996年昭和大学・薬学部助教授。1999~2003年東京農工大学・工学部・生命工学科助教授。2004年京都薬科大学助教授。2007年同准教授(制度改正により)。2008年鈴鹿医療科学大学薬学部薬品化学教室教授。天然物化学から有機合成まで有機化を中心に生理活性物質の化学的研究を中心に行ってきた。現在の専門は、酵素を用いた有機合成で生物活性物質の合成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。