内容説明
現代生活を続けるうえでは化学の知識は大変に重要です。事実、新聞やテレビのニュースに化学関係の記事がでない日がないくらいです。しかし、紙面の都合で一般読者が十分に理解できるように説明されているとは限りません。本書は、このような観点から、読者諸氏に日常生活に関連する化合物について広く知っていただくと同時に、緑の地球を後世に引き継ぐために、私達が何をしなければならないかを考えることを目的として著わしたものです。
目次
1編 化学の基礎―物質の構造と性質(元素観と原子の構造;電子配置と元素の性質 ほか)
2編 快適な生活と化学(食物の化学;衣料の化学 ほか)
3編 環境と化学(環境汚染の現状と対応)
4編 化学への期待―21世紀を生き抜くために(化学がになう役割)
著者等紹介
井畑敏一[イバタトシカズ]
1935年和歌山県に生まれる。1957年大阪大学理学部化学科卒業。大阪大学教授をへて、現在大阪大学名誉教授。理学博士。金蘭短期大学講師。専攻は有機反応機構(カルベン反応)、有機合成(複素環化合物、超高圧有機合成)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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