内容説明
本著は、生物体を扱う学問領域に入って行こうとする学生を対象に、計量生物学を平易に解説し、数式などを最小限度にとどめ、高等数学の知識がなくても、動・植物実験の結果から得られた各種測定値の統計学的処理とその解析に関する基本的方法を示した。
目次
1 動・植物の計測部位・計測法および実験結果の特色
2 統計学の基本概念と統計値
3 正規分布
4 2つの処理平均値間の差の検定
5 特殊な変量の取扱法
6 分散分析と平均分離
7 χ2(カイ自乗)検定法
8 2つの変量(変数)の間の相互関係
9 遺伝子の統計処理法
10 円グラフの作成法