内容説明
福岡大学では総合大学としての機能を活用して、お酒・薬物・エイズのそれぞれの問題を専門とする医学部・病院、薬学部の教員と学生部が協力し、イッキ飲みやエイズに関する独自のパンフレットを配布したり、薬物乱用に関する講演などの機会を通して、学生やその保護者の理解を深めるよう努めてきました。本書は、今般、これらの蓄積された知的資産を学内だけにとどめず、広く社会に還元し、「正しい知識を身に付けることが自身を救う事につながる」との学生部の基本的な考え方を多くの方々にも共有していただきたいとの願いでそれらをまとめたものです。
目次
酒は楽しくたしなもう(恐怖のイッキ飲み;酒の起源 ヒトはなぜ酒を飲むのか;酒を飲むとなぜ酔うのか ほか)
薬物乱用(しのびよる薬物(ドラッグ)
シンナー等有機溶剤の害
大麻(マリファナ)の害 ほか)
エイズを知ってやさしさを(免疫システム;HIVとは何か?;HIVはどうやって感染するか?感染したらどうなるか? ほか)