内容説明
古来、農耕民の神と敬われていた雷が「鬼」に貶められ恐れられる様になった謎。雷にまつわる神話伝承、美術芸能、自然科学、こぼれ話までも渉猟し『愛すべき存在』不思議な雷さんの魅力に迫る。
目次
木気編―雷さんの民俗学(雷さんは本当に鬼なのか;雷さんの太鼓 ほか)
火気編―神様としての雷さん(わが国の古代史で主役を演じる雷神;雷神をまつる神社を調べる ほか)
土気編―雷除けのまじない(雷除けのまじないあれこれ;雷除けに効く植物 ほか)
金気編―自然の力としての雷さん(発電所が冬の雷に襲われた;日本海側の冬の雷 ほか)
水気編―雷さんと芸術(『風神雷神図』にひかれて;「雷」を詠んだ柿本人麻呂 ほか)
著者等紹介
宅間正夫[タクママサオ]
1937年東京生れ。1961年東京大学電気工学科卒。東京電力(株)入社。1969年から原子力部門。1985~1988年新潟県柏崎刈羽原子力建設所、1991~1995年同発電所所長。同社取締役・監査役を経て1999~2006年(社)日本原子力産業会議(現産業協会)専務理事・副会長。現同協会並に東京電力(株)顧問。2004~2005年(社)日本原子力学会会長。電気学会、工学アカデミー比較文明学会、越後・佐渡の地名を語る会、柏崎・刈羽の地名を語る会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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