内容説明
今が芸盛り今が旬、その旬の勢いで最前線に立つ１６人の歌舞伎俳優を、舞台写真を入れて語ってすくい取り、２１世紀へ向けての歌舞伎の現在を描く。
目次
片岡仁左衛門―風姿と風情の人
松本幸四郎―過剰なるものの意味
中村梅玉―白面の裡に宿すもの
尾上菊五郎―水浅葱から紫へ
市川団十郎―その役者ぶり
市川猿之助―空前の人
中村福助―二十一世紀の若女方
中村橋之助―正統ゆえの古色
中村松江―純度の高い宝石
中村時蔵―姉娘の微笑
坂東八十助―端正の美学
中村吉右衛門―実事の風貌
中村鴈治郎―絶後の人
中村富十郎―一瞬の永遠
坂東玉三郎―白き繊手
中村勘九郎―翔ぶが如く
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ブルーローズ
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歌舞伎が普通の演劇とは違うようだけど、どこが・・・？って思い始めたら読むといいと思います。家や名前を継ぐということ、そしてそれをどのように現代に生かすか、などなどで 歌舞伎はなりたっているのです。2010/08/19
