内容説明
本書は、開発技術や技法を工程ごとに紹介するのではなく、システムを開発するために考慮すべき点やかんどころを中心に章だてを構成し、それを開発のどのような場面で適用していくかというとらえ方をして、できるだけ具体的に解説することにした。
目次
成功の要因―プロジェクト成功の要因を把握する
ソフトな発想―柔軟な発想により創造性を発揮する
確実な作業―決定したことは確実に実施する
戦略立案―戦略重視で成功をめざす
最大の効果―最も効果的な方法を採用する
本質的な解決―本質的解決になる対策かをチェックする
プロセスの考察―作業や思考のプロセスを明らかにする
技法の適用促進―方法論や技法の適用を促進する
コミュニケーション―どんな場合でもコミュニケーションをかかさない
作業のタイミング―最適な作業をタイミングよく実施する
エンジニアのモラル―技術者としてあるべき姿を考える
文章技術―書くことはすべての基礎である
慣習の打破―現状容認で作業を進めない
具体化の促進―潜在する問題やニーズを明らかにする
視点の転換―あらゆる角度でものをみる
網羅度向上―あらゆる場合を網羅して抜けをなくす
単純さの追求―品質向上は単純さの追求からはじまる
データの反映―データの収集は改善への足掛かりとなる
客観的な判断―客観性の追求で安全性を高める
一貫性の保持―とってつけたような仕様や設計にしない