産業と会社研究シリーズ
出版〈2018年度版〉

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  • サイズ B6判/ページ数 276p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784782534489
  • NDC分類 336.42
  • Cコード C0334

出版社内容情報

デジタル化の進展と取次システムの崩壊で

出版業界はどうなる?

出版社、取次会社、書店の仕事の

これまでとこれからを知るための一冊。



【主な内容】

■出版業界最新レポート (「文化通信」常務取締役編集長・星野 渉)

〔「雑高書低」が逆転 / 「取次システム」の崩壊が明らかに / 進む資本の集中化 / 最大手が「常識」を覆した紀伊國屋書店の「買い切り・直仕入れ」 / 「買い切り・直仕入れ」の理由は4つ / 取次システムの崩壊が背景に / 書店マージン拡大の試み / 電子出版市場は29.4%の伸び / 電子の収入が支える大手出版社の業績 / 作品が生まれる場がネットに / 拡大する読み放題サービス / 流通側から懸念の声 / 変わる「街の書店」 / 人が集まるパウエルズ・ブックス / 世界で進む書店の個性化〕



■出版業界はどこへ行く? ― 低迷する業界で若い人たちに託されたもの

■出版社の職種 ― 裏方の存在があって成り立つ業界

■編集という仕事 ― イメージとは異なり現実は厳しい編集の仕事

■営業という仕事 ― 営業力の優劣が出版社の行方を左右する

■販売・流通の現場から ― 版元営業、取次、書店の第一線で活躍する業界人のホンネ

■出版業界はいま ― 各社プロフィール、出版社の住人を広角度から見る

■出版業界の待遇と勤務条件 ― 大手から中小・零細までさまざまな業界

■業界研究クイズ“出版業界編" ― あなたの業界研究習熟度チェック



〔出版業界企業データ〕明石書店 / 岩波書店 / エムオン・エンタテインメント / 学研グループ / KADOKAWA / 河出書房新社 / かんき出版 / 京阪神エルマガジン社 / 芸文社 / 講談社 / 光文社 / 国書刊行会 / 実業之日本社 / 集英社 / 主婦と生活社 / 小学館 / 晶文社 / 情報センター出版局 / 新潮社 / 人文書院 / 青春出版社 / 草思社 / 第一法規 / ダイヤモンド社 / 宝島社 / 筑摩書房 / 中央経済社ホールディングス / 東京書籍 / 東洋経済新報 / 西村書店 / 日本評論社 / ハースト婦人画報社 / ひかりのくに / 白夜書房 / 福音館書店 / 扶桑社 / 双葉社 / フレーベル館 / プレジデント社 / 文藝春秋 / 平凡社 / 法研 / 芳文社 / マガジンハウス / みすず書房 / 光村図書出版 / ミネルヴァ書房 / 明治書院 / 明治図書出版 / モーターマガジン社 / 山と溪谷社 / [取次]トーハン / 日本出版販売 / [書店]三洋堂ホールディングス

植田 康夫[ウエダ ヤスオ]
1939年広島県生まれ。62年上智大学文学部新聞学科卒業と同時に週刊読書人編集部に勤務、82年より「週刊読書人」編集長を務める。89年同退社後、上智大学文学部新聞学科助教授、92年から2008年3月まで同教授。09年4月に同名誉教授となる。08年4月より、読書人取締役「週刊読書人」編集主幹。2000年から08年4月まで日本出版学会会長。13年6月より読書人代表取締役社長。現在は読書人顧問。
著書に『出版の冒険者たち。 活字を愛した者たちのドラマ』『ヒーローのいた時代』、『現代の出版』『編集者になるには』、『メディアの狩人』『ベストセラー考現学』、『売れる本 100のヒント』『本は世につれ。 ベストセラーはこうして生まれた』『雑誌は見ていた。 戦後ジャーナリズムの興亡』などがある。

内容説明

デジタル化の進展と取次システムの崩壊で、出版業界はどうなる?出版社、取次会社、書店の仕事のこれまでとこれからを知るための1冊!

目次

第1章 出版業界最新レポート
第2章 出版業界の組織と業態
第3章 編集という仕事
第4章 販売・流通の現場から
第5章 出版業界はいま
第6章 出版業界の待遇と勤務条件
第7章 出版業界企業データ

著者等紹介

植田康夫[ウエダヤスオ]
1939年広島県生まれ。62年上智大学文学部新聞学科卒業と同時に週刊誌書人編集部に勤務、82年より「週刊読書人」編集長を務める。89年同退社後、上智大学文学部新聞学科助教授、92年から2008年3月まで同教授。09年4月に同名誉教授となる。08年4月より、読書人取締役「週刊読書人」編集主幹。2000年から08年4月まで日本出版学会会長。13年6月より読書人代表取締役社長。現在は読書人顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はーちゃん

3
就活。業界知識が全然足りないから頑張らなきゃ。2017/06/06

moi

2
「森から伐採された木が、いくつものプロセスをへて紙という姿へと生まれ変わっていく。紙づくりに励む大勢の人たちの姿を間近に見て、大いに教えられるものがありました。本は樹木や森、きれいな水や自然の豊穣なエネルギーがないと作れない。地球の循環そのものが反映されたような存在なんだな、という実感が心から湧いて出た貴重な体験となりました。本というものの豊かさ、出版という人間の活動を支える世界の大きな広がりを感じたんです。」 「人々もまた、活字に飢えていた。活字すなわち“自由”だった。」2020/03/16

てながあしなが

2
2016年度版を図書館で読んだが、一応今年度版も読んでみた。電子書籍やライトノベルの発展が今年のニュース。情報は価格相応なのだが、相変わらず語り口が肌に合わない(笑)あと、不誠実な出版物や版元を批判しているが、この本も結構年度商法みたいなところがあって、使いまわしの記事が多いと思ったけど、それは著者的には矛盾しないのかな?とも思った。2017/04/25

ようじゅ

1
出版業界の大変さが伝わってくる本。いいところばかりではなく実務的な部分も多く記載されているのが○。2021/02/22

clintwestwood

0
ネット書店がある今、何でもそれなりに揃っている、画一的な大型書店の需要が低下している。 薄利多売から高付加価値へ。2024/02/08

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