内容説明
「力道山・木村政彦VS.シャープ兄弟戦」「タイヤは生命を乗せている」「サッポロ一番」「お邪魔虫」「ヤングOH!OH!」「音楽は世界のことば」…電通、博報堂、萬年社の仕掛人が初めて語ります。あの流行の舞台裏。
目次
私が関わった戦後の広告は、金メダル級の内容だったと思います
あのフレーズは、ゴキブリ目線の哀しいユーモアなんです
やはり電通という会社は、吉田秀雄の会社ですよ
目的は「コミュニケーション」。「グッド・デザイン」は手段に過ぎません
生きる元気や、生をそそのかすことが広告の大きな役割だと思うんです
当時のAEは業界初。AE部はパイロット的な組織でした
当時はいかにスポンサーのところに滞在するか。電話一本で三〇〇万、五〇〇万の仕事が決まりました
修羅場のような現場にも向かう―。広報には、そういう仕事もあるんです
アメリカの情報を基礎に、電通がいち早く広告・マーケティングの近代化を図ったんです
番組スタート時は叩かれましたが、成功するとPTAからも推薦されるようになりました
広告マンは、いつも時代の黒子のような存在なんです
インディペンデントな会社のネットワークをつくる。それが「メガ・インディペンデンス」の思想です
博報堂の優位性は、目に見えない欲望に形を与える「ニーズデザイン力」にある
著者等紹介
土屋礼子[ツチヤレイコ]
1958年長野県生まれ。2001年博士(社会学)(一橋大学)。現在、早稲田大学政治経済学術院教授。専門はメディア史、歴史社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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