微生物からのメッセージ―21世紀に活かす道

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  • サイズ A5判/ページ数 273,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784782520598
  • NDC分類 465
  • Cコード C0045

内容説明

負の遺産である土壌汚染を微生物によって改良できる方法。ダイズと共生し窒素代謝に深く関わる根粒菌について。殺虫タンパク質の生化学と分子生物学の研究を易しく解説。植物と昆虫に関係するウイルスの全容の一端を垣間見ることができる。

目次

第1章 微生物による環境浄化(環境に棲む細菌たち;環境汚染物質を分解する細菌 ほか)
第2章 微生物と植物の助けあい(目に見えない微生物;共生ってなんだろう? ほか)
第3章 昆虫を殺すバクテリア(バチラス属の菌;バチラス・チューリンゲンシス ほか)
第4章 ウイルスの不思議(ウイルスの自然誌―植物ウイルスを中心として;タバコモザイクウイルスの科学 ほか)

著者等紹介

福田雅夫[フクダマサオ]
1951年生まれ。東京大学大学院農学研究科(農学博士)。長岡技術科学大学・工学部生物系・教授。著書に『地球をまもる小さな生き物たち』(共著、技報堂出版)/『おもしろい環境浄化のはなし』(共著、日刊工業新聞社)/『Recombinant Microbes for Industrial and Agricultural Applications』(共著、Marcel Dekker Inc.)、『Microbial Diversity and Genetics of Biodegradation』(共著、Japan Sci.Soc.Press)

大山卓爾[オオヤマタクジ]
1951年生まれ。東京大学大学院農学研究科(農学博士)。新潟大学・農学部・教授。著書に『根粒の窒素固定―ダイズの生産向上のために―』(共著、博友社)/『植物栄養学実験法』(共著、博友社)/『土からのラブレター―新潟からの発信―』(共著、新潟日報事業社)/『農業技術大系・作物編―ダイズの特性と収量の考え方』(農文協)/『根の事典』(共著、朝倉書店)/『土壌・肥料・植物栄養用語集』(共著、養賢堂)

堀秀隆[ホリヒデタカ]
1945年生まれ。北海道大学大学院理学研究科(理学博士)。新潟大学・大学院自然科学科・教授。著書に『バイオテクノロジー事典』(共著・エンタプライズ社)/『微生物との共栄』(共著・日本経済評論社)/『夢の植物を育てる―21世紀の動植物資源』(編集、日本経済評論社)

小島誠[コジママコト]
1938年生まれ。北海道大学大学院農学研究科(修士課程)。新潟大学・農学部・教授(農学博士)

早川徹[ハヤカワトオル]
1967年生まれ。北海道大学大学院農学研究科(農学博士)。新潟大学・大学院自然科学研究科・助手
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