内容説明
建設省は今年度(1998年7月)から新たな経営事項審査制度(経審)を導入しました。1995年の経審見直しをさらに一歩進め、量的側面ではなく、質的側面をより重視した企業評価へ移行させました。まさに、これは建設業者の経営力が問われる時代になったと言えます。本書は、建設企業の経営に詳しい公認会計士や税理士で組織する建設業経営研究所(CML)の有志が、中小建設業者を対象にした「新経審」への対応策、さらには新たな競争の時代の中で生き残っていくための施策を解説しました。
目次
1 総論(建設業が越えなければならない3つのハードル;勝者の条件;企業変革の手順)
2 経審対策(経審の仕組み;経審の改正内容;経審対策のポイント ほか)
3 経営計画(経営の目的とは;現状を知る;経営目標を決める ほか)
4 管理体制の強化(建設業の特色;建設業の経営管理のポイント;事務体制不備の揚合に現れる兆侯 ほか)