内容説明
世界の公共調達制度は、多様である。わが国の公共調達制度の将来を語るにあたっては、世界から多くのことを学ぶことができる。一方で、制度の変化は、それぞれの社会的要請の変化に基づいている。わが国の制度を歴史的に捉え直し、将来社会が公共事業に求める要請を再評価することで、次世代に誇れる公共調達制度を再構築することが可能となるものと思われる。本書には、そのヒントが数多く詰まっている。
目次
1 わが国公共調達制度の変遷
2 海外の公共調達制度の展開
3 海外の建設コンサルタント調達方式との比較
4 低入札防止策だけで長年月を要した1961年会計法改正
5 企業評価制度
6 主要先進国の企業評価制度
7 公共事業調達改革の道筋
著者等紹介
木下誠也[キノシタセイヤ]
1953年、大阪府生まれ。1978年東京大学大学院工学系研究科(土木工学)修士課程修了。同年、建設省入省。九州・中部・近畿地方建設局、河川局、大臣官房、建設経済局等を経て、国土交通省国際建設課長、水資源計画課長、中部地方整備局企画部長、沖縄総合事務局次長、近畿地方整備局長などを歴任。2009年財団法人ダム水源地環境整備センター勤務を経て、2010年より愛媛大学防災情報研究センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kaizen@名古屋de朝活読書会
2
公共調達について真剣に取り組んでいる姿勢はよくわかった。参考文献が豊富で、前人未踏の成果だと感じることができる。 ところで、作る対象物が決まった後の入札に絞りすぎていないだろうか。作る必要があるものなのかどうかの検討の過程から、すでに社会的な活動で、入札側の組織、人も利用者の一部である視点が見えてこない。意味のあるものを、どういう費用で作るかの社会的合意をどのように形成したのかが、公平な入札の前提ではないのだろうか。 土木建築以外の分野に照らしてみると、不要なものを作るところから、談合が始まっていないだろ2013/03/10




