内容説明
要件事実を窮める、待望の書。河野順一ならではの、わかりやすさ抜群の解説と豊富なケーススタディー。社会保険労務士待望の「要件事実」入門書、ここに誕生。
目次
はじめに 「要件事実」を窮めるなら
第1部 要件事実(民事訴訟手続と要件事実;紛争解決の類型;法律効果の発生の構造;法律要件;民事訴訟の流れにおける権利の判断要素;弁論主義;要件事実とは;権利の変動と法律効果;法律効果と立証責任;「法的判断」と「法律効果」の組み合わせ)
第2部 民事訴訟手続の概要(時間的な流れ;訴状・準備書面・陳述書の関係;要件事実のブロック・ダイヤグラム)
第3部 ケーススタディー(時間外労働割増賃金請求事件;地位確認等請求事件;配転先での就労義務の不存在確認請求事件;解雇予告手当等請求事件;出向先における労働提供義務の不存在確認請求事件)
著者等紹介
河野順一[コウノジュンイチ]
社会保険労務士、行政書士、東京法令学院学院長、日本橋中央労務管理事務所所長、NPO法人個別労使紛争処理センター理事長。法務コンサルタントとして銀行など各企業を対象に、幅広く経営全般にかかる指導業務を行っている。また、複雑な法律問題を身近な事例に置き換えてやさしく解説する理論家として評判になり、法律解釈をテーマとした講演も行う
寺田知佳子[テラダチカコ]
社会保険労務士、日本橋中央労務管理事務所上席研究員。河野順一氏に師事。静岡市役所で国民健康保険・共済年金担当を経た後、社会保険労務士となる。平成9年10月に開催された女性国会では、少子・高齢社会委員会に参加、平成12年12月に「隣接士業のあり方」で朝日新聞「論壇」に登壇。平成22年11月に行われた、司法シンポジウムのパネルディスカッションでは、コーディネーターを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。