内容説明
刑法学を学習するのに必要な重要刑事判例全般を解説した。原則として1標題判例1頁として、刑法学体系書として学ぶことができるように刑法一般、構成要件該当の行為等の総則と個人的法益に対する罪、財産に対する罪等の各則の2編と各章に分類して構成。標題判例は刑法理論ないし解釈に必要な総論140案件、各論168案件の合計308案件を対象とし、さらに関連判例や異趣旨判例もくわえて1000判例以上を収録。各標題ごとは判例の事実、判旨と判例の意味・位置づけ、関連判決、学説との関係についての解説を掲載。巻末に五十音順の判例索引を付す。
目次
第1編 総則(刑法一般;構成要件該当の行為;違法性;責任;未遂罪;共犯;犯罪の競合;刑罰)
第2編 各則(個人的法益に対する罪(除財産犯)
財産に対する罪
社会的法益に対する罪
国家的法益に対する罪)
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