内容説明
心理学を学ぶ上で心理統計の知識は欠かせませんが、実感をもっとそれを納得するのは難しいようです。本書では、心理学研究の具体例を通じて心理統計の手法を知ることで、学びながらその面白さを実感してもらうことを目指します。また、社会の激しい変化に対応していく上で必要な批判的思考を身につけるため、「クリティカル・シンキング問題」を用意しています。
目次
第1章 1変数・2変数の記述統計
第2章 推測統計―推定と検定
第3章 統計的仮説検定―2つの変数の分析
第4章 実験計画と分散分析1
第5章 実験計画と分散分析2
第6章 回帰分析
第7章 因子分析
第8章 共分散構造分析
著者等紹介
山田剛史[ヤマダツヨシ]
1995年東京学芸大学教育学部卒業。2001年東京大学大学院教育学研究科博士後期課程満期退学。現在、横浜市立大学都市社会文化研究科教授
川端一光[カワハシイッコウ]
2001年駒澤大学文学部心理学科卒業。2008年早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。現在、明治学院大学心理学部准教授。博士(文学)
加藤健太郎[カトウケンタロウ]
1996年東京大学教育学部卒業。2009年ミネソタ大学教育心理学科博士課程修了。現在、ベネッセ教育総合研究所主席研究員。博士(教育心理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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