内容説明
私たちが考えたり感じたりする心の働きは、感覚と知覚を通して行われます。絶えず変化する自分を取り巻く外界の状況を知ることも、感覚と知覚を通して行われます。このように、感覚や知覚は人間のできることの中でとりわけ簡単なことのように思えますが、心の活動の出発点でもあるのです。本書では、長年研究を行い、その成果を教育現場にも活かしてきた著者陣が感覚と知覚の仕組みをわかりやすく解説します。
目次
第1章 感覚と知覚の特徴
第2章 感覚と知覚の神経心理学
第3章 明るさと色の知覚
第4章 形の知覚
第5章 3次元空間の知覚
第6章 運動知覚
第7章 事象知覚
著者等紹介
中村浩[ナカムラコウ]
1974年日本大学文理学部心理学科卒業。1979年日本大学大学院文学研究科心理学専攻博士後期課程単位取得満期退学。現在、北星学園大学短期大学部生活創造学科教授。文学博士
戸澤純子[トザワジュンコ]
1983年日本大学文理学部心理学科卒業。1988年日本大学大学院文学研究科心理学専攻博士後期課程単位取得満期退学。現在、川村学園女子大学生活創造学部観光文化学科教授。博士(心理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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