内容説明
本書は、これから大学で心理学を専攻し、心理学を学ぼうとしている高校生や大学生のために書かれた本です。心理学の知識そのものというよりも、心理学を学んでいくうえで必要な知識や技術、能力について説明しています。本を読んだり、インターネットを使ったりといった、知識を手に入れる方法、ものごとを順序立てて正しく考える方法、考えたことを文章という形で表現する方法、それを演習やゼミといった場面で人に伝える方法、など、学問を学ぶための準備について丁寧に解説しています。心理学のみならず、他の学問を専攻しようとする方、社会人になってから知的な活動に必要な技術を学び直したい方にもおすすめの一冊です。
目次
第1章 なぜこの本を読んでほしいのか
第2章 手に入れること
第3章 理解すること
第4章 考えること
第5章 表現すること
第6章 伝えること
著者等紹介
羽生和紀[ハニュウカズノリ]
1995年オハイオ州立大学大学院都市計画学科環境行動学専攻博士課程修了。現在、日本大学文理学部心理学科教授。Ph.D.(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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