目次
第1章 心理学実験法―心理現象はいかに実験され、また法則化されるのか
第2章 感覚・知覚―情報はいかに取り込まれ、また処理されるのか
第3章 学習―行動はいかに形成され、また変化するのか
第4章 注意と記憶―私たちは情報をどのようにして選択し、記憶しているのか
第5章 思考―課題はいかに考えられ、また解決されるのか
第6章 動機づけ・情動―私たちは何を求めて行動し、そのとき何を感じるのか
第7章 実験心理学と日常生活―実験心理学の将来はいかに期待され、また予測されるのか
著者等紹介
大山正[オオヤマタダス]
1951年東京大学文学部心理学科卒業。1956年東京大学大学院特別研究生修了。元東京大学教授、元日本大学教授、文学博士
中島義明[ナカジマヨシアキ]
1967年東京大学文学部心理学専修課程卒業。1972年東京大学大学院人文科学研究科心理学専門課程博士課程修了。大阪大学大学院人間科学研究科教授を経て、早稲田大学人間科学学術院教授、大阪大学名誉教授、文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たかね@心理学
2
用語は飛ばしつつ(実験)内容のみ確認。用語と実験紹介が多いが内容的には浅い(基本的な)ものが大半でありスラスラ読める。プラナリアの記憶転移研究と初めて出会い、とても印象的であった。/プラナリアの共食いによる記憶転移、条件性情動反応、条件性抑制、抑制比(CS提示中の反応数/CS提示前の反応数+CS提示中の反応数。0が完全な抑制、0.5が抑制なしを表す)、魔法の便箋(Freud, S.)、構え、機能的固着、プロトタイプと事例表象、典型性効果、説明理論、過正当化効果、ベビー・スキーマ(Lorenz, K.)。2015/03/06