目次
暗号のしくみと分類
集合と同値関係
群・環・体
群の性質
環の性質
ユークリッドアルゴリズム
素数の性質
大きな素数の見つけ方
有限体の構成法
擬似乱数と暗号乱数
擬似乱数メルセンヌツイスター
公開鍵暗号
電子書名とハッシュ関数
共有鍵暗号
著者等紹介
萩田真理子[ハギタマリコ]
2000年慶應義塾大学大学院理工学研究科博士課程修了。慶應義塾大学環境情報学部専任講師、名古屋工業大学工学部講師を経て、お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科准教授、博士(理学)。専門:組み合わせ論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
STEM読書会
1
80ページくらいまで読んだ2020/01/16
wang
0
代数はとにかく記号が多くそれだけを勉強して行くと一体何の役に立つのかわからない分類をしていて集中して学ぶ気がなくなるが、コンピュータ暗号に必要なことを順に書かれているので無駄がない。記号も人によって違うかもしれないが全部この本に書かれているのでわかりにくければ前に戻ればわかるのがいい。抽象的な概念もきちんと例も使って書かれて理解しやすいのだが、有限体あたりから例が減りイメージしにくくなり何度も読み返した。暗号での適用部分の記述が少ないのも不満が残る。2011/06/12