出版社内容情報
社会心理学の入門テキストとして定評ある書の改訂版.斯学の不易流行を踏まえ,旧版で紹介した基本的事項を残しつつ各章末のコラムを一新した.2色刷.
内容説明
本書は、社会心理学の入門テキストとして定評ある書の改訂版です。斯学の不易流行を踏まえ、旧版で紹介した基本的事項を残しつつ各章末のコラムを一新することにより、最新の話題への関心に応えることにしました。認知、自己、集団・文化という3つの変革の潮流を引き継ぎながら、神経科学や進化心理学的視点からの議論についてもふれています。
目次
社会心理学とは
対人認知
社会的推論
態度
感情
自己認知
自己評価
自己と動機づけ
対人行動
人間関係
集団と個人
健康と幸福
文化と人間
著者等紹介
池上知子[イケガミトモコ]
1979年京都大学教育学部教育学科(教育心理学)卒業。1984年京都大学大学院教育学研究科博士後期課程学修認定退学。現在、大阪市立大学大学院文学研究科教授、博士(教育学)
遠藤由美[エンドウユミ]
1984年京都大学教育学部教育学科(教育心理学)卒業。1989年京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。現在、関西大学社会学部教授、博士(教育学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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千鶴
1
この本に書かれている内容から獲得される知識は、現実にあふれる数多の問題へ培養しうる端緒となる。たとえば「暇そう」という評価についてちょっと書く。 これ(暇そう)は「社会的望ましさ」に分類することができる下位次元(例:細心さ、良心性、堅実性 等)の、一般的にはネガティブな方向性をもっている表現のように思う。暇という言葉の前には「どうせ」が置かれたり、それを理由に面倒ごとを押しつけられている場面を見かけることは少なくないからだ。そしてこの判断が持続的になると、行為者-観察者バイアスの偏向が強化されていく。2013/02/02
ジーザス富松
0
面白かった 2017/12/29
風見草
0
本書は、見開きの片面に本文、片面に図表という構成になっており、初心者で理解しやすいと思います。雑学的な心理学では物足りない方にもお勧めできる本だと思います。
kee
0
私が知りたかった社会心理学、その教科書。何が書いてあるのか読むだけで大変で。学問は深い。人間関係の項目はみんなが興味のある内容だろうな。2022/08/07
アン・コーデリア
0
社会・集団・家族心理学Ⅰ〔大学図書館〕
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- 和書
- 生のみ生のままで 〈下〉