ライブラリパーソナリティ
ユーモアの心理学―人間関係とパーソナリティ

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  • サイズ B6判/ページ数 194p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784781910307
  • NDC分類 141.6
  • Cコード C0311

内容説明

人はなぜ笑うのか?また笑わせようとするのか?差別、ストレス、異性関係、関西・関東の違い等についてやさしく解説します。

目次

ユーモアってなに?
どんなユーモアが好きですか?
攻撃的ユーモア
遊戯的ユーモア
支援的ユーモア
ユーモアの好みを測る
ユーモアの好みと人間関係の意識
支援的ユーモアとストレス
攻撃的ユーモアと差別
笑わせたい〔ほか〕

著者等紹介

上野行良[ウエノユキナガ]
1988年立教大学文学部卒業。1993年東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。現在、福岡県立大学人間社会学部助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kenyoi

4
ユーモアについての研究結果などが書かれている。専門用語も逐一説明してくれているし、読みやすかった。ユーモアの入門書には最適かと。2012/01/14

後藤か

3
ユーモアというものを研究した本ということに興味を引かれて読了。そもそも笑いとユーモアは別物。ユーモアは心の中の出来事で笑いは行為。7歳〜8歳の子を使った実験。幼い頃から女性は男性に合わせて笑わなければと考えているなど様々なユーモアに関する実験が載っている。ユーモアには3種類、遊戯的、攻撃的、支援的。遊戯的は楽しい人だな、攻撃的は鋭い人だなと、支援的はすごいなと軽い尊敬をされる。ユーモア好きは自己顕示欲や目立ちたがりやが多い。しかしそういう人の方が男女から人気が出る。そして自ら明るく振る舞おうと努力している2024/07/19

False_be

2
ユーモア、笑いについては、あんまり研究されていないような気がします。この本はとてもわかりやすい文章でそれを科学していました。ユーモアを分類する意味はあまりないと筆者はかきますが、ぼくはこの分類が最も興味深かったです。日常やお笑い番組をみていても、大体の笑いはこの分類で説明できそうです。相手や自分を貶めることによって笑いをとろうとする、攻撃的ユーモアには気をつけようと思いました。2013/10/06

aoi

1
普段自分が何気なく耳にするユーモアはどれに分類するのか考えるきっかけになった。親しい間柄では、お互いの笑う・笑わせられるのコンビネーションがあることを知って興味深かった。相手に合わせたユーモアが必要だと思った。2016/11/05

Kenji

1
ユーモアを論理的に分類し、実体験や実験結果を交えながらも読者に分かりやすく読みといた良書。特に関東と関西の笑いの文化に関する意識の比較が興味深かった。2012/12/11

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