内容説明
「CDは原音とは違う!」この事実に驚いたある音楽教師のドキュメント・エッセイ。
目次
「CD」そして「音楽」についてペンを執るにあたって
第1章 「電気の音」について
第2章 純正律と音楽を思う
第3章 CD正常論を巡って
第4章 CDのピッチは正しいと信ずればこそ
第5章 音楽である音楽を求めて
付録 論文『「レコード鑑賞」再考』
著者等紹介
富田覚[トミタサトル]
宮崎県宮崎市出身。昭和24年武蔵野音楽学校(現在の武蔵野音大)本科卒。高校の音楽教師を経て現在は日本楽友協会常任理事、日本音楽審議会審議委員。“固定ド唱法と移動ド唱法の利点を生かした読譜法”を研究し、昭和59年にはその成果として「ニュー・コールユーブンゲン」を作成、発表している。また平成2年より長沢正治氏創案の“自然感に満ちたMN式純正律”の実践法について研究。平成4年および5年に日本音楽教育学会において「CDピッチ異常についての研究」を発表、朝日新聞への投稿によって論争に火がつき現在も奮闘中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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