内容説明
オンラインゲームにおけるチート行為と、それに立ち向かうために必要な知識や手法を防御視点でプロが解説した初めての書籍。
目次
1章 オンラインゲームセキュリティとは(序論;本書の読み方 ほか)
2章 チート行為に対してどう立ち向かうべきか(情報セキュリティに関する「表現の不自由」;チーターの行動様式を考察する ほか)
3章 クライアントサイドのゲームセキュリティ(そもそもクライアントは信用できない;クライアントのセキュリティと解析 ほか)
4章 サーバーサイドのゲームセキュリティ(ゲームにおけるセキュアコーディング;一般的な脆弱性 ほか)
5章 「ゲーム」におけるさまざまな不正(家庭用ゲームにおける「裏技」とゲーム改造の是非;家庭用ゲームにおけるセーブデータの汚染 ほか)
著者等紹介
松田和樹[マツダカズキ]
株式会社ラックデジタルイノベーション統括部デジタルペンテスト部。北海道札幌市出身。1996年に放送されたNHKのドキュメント番組『新・電子立国第4回ビデオゲーム~巨富の攻防~』を観て人生を踏み外し、学生時代から書籍執筆を行う。中堅SIerにて大手カード会社のWebシステムの開発・運用を行うJava/PHPプログラマを経て、ネットエージェント株式会社に入社。通信パケットやプログラムの解析、組み込み機器向けミドルウェアの研究開発からサポートまで、機種を問わず行う。2000年代からゲームセキュリティの研究開発に着手し、商業化に成功する。国内最大手MMORPGのゲームセキュリティ診断に参画、他社タイトルの診断も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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