ハッカーの学校 鍵開けの教科書

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  • サイズ A5判/ページ数 587p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784781702223
  • NDC分類 581.5
  • Cコード C3504

出版社内容情報

ロングセラー『ハッカーの学校』シリーズ第3弾は「鍵のセキュリティ」。鍵の歴史、種類、構造、解錠方法を研究、それらを詳細に解説した専門書です。
今作のテーマは「鍵開け」です。
錠前は利便性と安全性を両立させてきました。鍵は紀元前から存在し、利用目的や地域の違いによって進化を遂げました。本書では、そうした多岐にわたる錠前について、体系的に解説しました。
また、錠前の解錠・破錠、バイパス解錠といった従来の解錠技術について、たくさんの図を用いて解説しています。

対象読者
・錠前の解錠法について理解したい人
・錠前の歴史・構造に興味がある人
・セキュリティ専門家
・ハッカーを目指す人

IPUSIRON[イプシロン]
IPUSIRON ?1979年、福島県生まれ。Security Akademeiaを運営。1999年に前身となるWebサイトを公開。Webマガジンのwizard Bibleを主催。2014年3月にハッカー寺子屋を再現。2001年に『ハッカーの教科書』(データハウス刊)を出版。学生の頃の専攻は数学(代数学)と暗号理論(証明可能安全性)。過去に、業務アプリの設計・開発、スマホアプリやWebアプリの検査・デバッグに携わっていた。

内容説明

『ハッカーの学校』シリーズ第3弾。鍵の歴史、種類、構造、解錠の研究。ディフェンスの基礎概念がわかるセキュリティ専門家必携の書。

目次

錠前の定義
ウォード錠
レバータンブラー錠
ピンタンブラー錠
ディンプル錠
八万ロック
クロス錠
ディスクタンブラー錠
ロータリーディスクタンブラー錠
ディスクディテイナー錠
マグネチックタンブラー錠
テンキー錠
文字合わせ錠
南京錠
金庫
その他の解錠技術

著者等紹介

IPUSIRON[IPUSIRON]
1979年、福島県生まれ。Security Akademeiaを運営。1999年に前身となるWebサイトを公開。WebマガジンのWizard Bibleを主催。2003年から現在までに60号以上をリリース。2014年3月に昭和のハッカーをコンセプトにした「ハッカー寺子屋」を再現。2001年に『ハッカーの教科書』(データハウス刊)を出版。その後、十数冊の本を出版する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

roughfractus02

5
突然変異や潜性(=劣性)遺伝等の例外や弱点からその構造全体を理解するという意味で、D・デネットは進化論をリバースエンジニアリング(逆行工学)と呼んだ。この考えがITに限らないのは、初期コンピュータに対するハッカー達も、錠前の設計の弱点から構造を知る鍵開けの技術を基礎知識として学んだからだと著者はいう。本書は情報セキュリティでなく物理鍵の鍵開けをテーマとし、古代エジプトに始まる鍵の歴史やその種類、各々の開け方について錠前の専門家が身に着ける様々な技術を公開しつつ、そこに共通する逆行工学的パターンを提示する。2018/04/08

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2
エジプト鍵がなんとなくシリンダー錠に似ている。ドアについて、欧米では強盗対策に内側から体重をかければ閉められるように内開きだが、スイスでは爆風に耐えられるように外向きになっている。日本では、雨水が入らないように&脱いだ靴を置くスペース確保のために外開きor引き戸。外開きでは外側に設置された蝶番の破壊や隙間からのバール挿入などでこじ開けられるなど防犯上の問題がある(→ドアボス、ドアプレート)。外開きでは地震などの災害時に脱出できる。例外で増水時に水圧がかかってもドアが開けられるように内向きが良いとされる。 2022/06/18

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