内容説明
ハッカーとはどのような知識を持ち、どのような順でサーバーに侵入して情報を盗むのか?サーバー侵入達成までの具体的な流れを知識の浅い方にも理解できるよう順を追って丁寧に解説しています。ロングセラー『ハッカーの教科書』10年振りの最新作。ハッカー育成講座。ハッキング技術を教えます。
目次
1章 ネットワークのハッキング・解説編(ネットワーク;IPアドレス;サブネットマスク;MACアドレス;プロトコル ほか)
2章 ネットワークのハッキング・実践編(サーバー侵入のプロセス;Kali Linux;光海底ケーブルに対する攻撃によるネットの破損;陸上ケーブルに対する攻撃によるネットの破壊;Ping ほか)
著者等紹介
IPUSIRON[IPUSIRON]
1979年、福島県生まれ。Security Akademeiaを運営。1999年に前身となるWebサイトを公開。Webマガジンのwizard Bibleを主催。2014年3月にハッカー寺子屋を再現。2001年に『ハッカーの教科書』(データハウス刊)を出版。学生の頃の専攻は数学(代数学)と暗号理論(証明可能安全性)。過去に、業務アプリの設計・開発、スマホアプリやWebアプリの検査・デバッグに携わっていた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
vinlandmbit
21
図書館本。ホワイトハッカーの面での技術力強化としても参考になる点多いです。2023/01/22
galoisbaobab
17
この本を電車で読むのは何か後ろめたい気分になりますが、前半はネットワークスペシャリスト系な話題でそんなに専門度は高くないし、後半もネットワークハック系ツールの解説がほとんどなのでアウトさブラックさは「意外と」低いです。ボクらは常に人とシステムの脆弱性を意識する必要があり、そのために広い知識に対する深い理解が必要であり、創造力と問題解決能力を駆使してシノギを削るのです。ネットワークの原理はちゃんと知っておかないとね。実際は原理じゃなくて実装にスキマがあるんだけどね。2017/03/07
翔
8
ハッカーの教科書を事前に読んでの感想。本書で載っているコマンドについてはハッカーの教科書にも書かれているものがほとんどかと思うが、コマンドの各オプションでの具体的な使用例が書かれているのが違いか。これを読んだだけではハッキングは出来ないだろうが、どのようなコマンドがどのような目的で使用され、どのような視点で防御する必要があるのか考えるきっかけになるだろうと思う。セキュリティに関わるけれど手口をよく知らないという人は一読しておいたほうが良さそう。2021/09/26
roughfractus02
4
セキュリティー重視が叫ばれても、インターネットに関する一般的な説明と自分のコンピュータに起こる個別的な可能性の間にはギャップある。起こりうる出来事のイメージが具体性を欠くからだろう。本書は出来事を起こす側から明確なイメージを与える。説明の煩雑さを避けるためパスワード解析を除き、サーバー侵入にテーマを絞った内容は前半のネットワークの基礎知識から後半のサーバーへのハッキング、パケットについての実践へと網羅的だ。法の境界にあるハッキング行為のハウツー本でなく「教科書」と銘打つことで、読者の学びの態度も試される。2018/04/03
silverdragon
3
「ハッカーになるには」と検索しても 「プログラミング言語を勉強しよう」、「英語を勉強しよう」等 やや曖昧な検索結果しかでない中で、この様な書籍が書店に並ぶという事は 本当にハッキングのことを学びたい人たちにとって意義のあることだと感じました。2017/03/06
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