内容説明
シリアルナンバーを探すだけがクラッキングではない。これぞクラッキングの真髄と言えるリバースエンジニアリングを詳細に解説。CD‐ROMには『crackme』などオリジナルプログラムを多数収録。
目次
第1章 Windowsクラック基本編(ソフトウェアクラックで用いられるツール(TEXT◎eagleOwl)
クラックに必要なアセンブリ言語の基礎知識(TEXT◎muffin) ほか)
第2章 Windowsクラック応用編(VBクラック(TEXT◎Qma)
Javaクラック(TEXT◎eagleOwl) ほか)
第3章 Macクラック編(Mac OS Xのクラック(TEXT◎Qma))
第4章 Palmクラック編(Palm解析(TEXT◎dori)
crackme_1の解析(TEXT◎dori) ほか)
第5章 リファレンス編(x86アセンブリ言語リファレンス(TEXT◎muffin)
10進数、2進数、16進数の対応リスト(TEXT◎muffin) ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
roughfractus02
5
リバースエンジニアリング(逆行工学)の初期の映画『2001年宇宙の旅』では、宇宙船を制御するコンピュータの暴走を阻止するボーマン船長がメモリを引き抜き、その音声の退行現象からソフトを解析して構造を知り、製造データやソースコードに辿り着く。一方、40年前の宇宙船がポケットに入った現代ではこの世界自身だ。クラッキングと題する本書は、Windows、Mac、Palm等を対象にリスク社会の逆行もリスクを伴う点を技術的に詳説する。「技術は非思考」(B・スティグレール)と呟く哲学者も自身に密着した機械の制御下にある。2018/04/06
Kei Abekura
0
プログラムごとに実際のプロテクト方法は違うので、正直「頭使え」ってことなのかなと思った。裏を解せば製作者側からはここに書いてあるようなこと以外の手段で、ソフトウェアを対策しなさいってことかと思うが、初歩的なリバースエンジニアリング方法が書いている。そもそも最近のアプリケーションはollydbgというデバッガでアタッチかけれるのか疑問。




