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出版社内容情報
鳥下ビニール［トリノシタビニール］
著・文・その他
さばるどろ［サバルドロ］
イラスト
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mariann
25
読み終わった後、あれ？ソーニャ⁉︎と思い出した。ソーニャ文庫のラブコメ（笑）作者さんが後書きで書いてらっしゃる通り、珍しく病んでないヒーロー。幼い頃から受けた壮絶な体験と心の傷、その復讐のためにヒロインに近づき…このプロットならすごくソーニャらしい仄暗い話が出来上がりそうなのに、ヒロインのキャラのせいか全くそうはならずほんわか穏やかで楽しく読了。ヒーローのちょろさと逃げ足の速さにちょっと呆れたけど（笑）そして絵が綺麗。最後のヒロインのウインクしてる絵は謎だった。2021/05/15
しましまこ
15
作家買い。あれ、以外とフツー？2020/10/17
有機物ちゃん
14
はぁ~~めちゃめちゃ良かった……！復讐するために紳士然とニコニコ近づいたのに、ヒロインの生活の荒れぶりに悲鳴をあげて、錯乱しながら掃除し始めるのめっちゃ笑った。かなりの世間知らずで生活力のなさに加え、身嗜みに頓着しないヒロインに激萎えして、こんなの色仕掛け以前の問題だろ……とせっせと身の回りの世話をしてしまうヒーロー。さっさと復讐してしまえば良かったのに、自分を性的虐待した加害者老婆をなんだかんだ看取っていたし、残った使用人たちを大事にしてるし根は善人で悪いことできないタイプなんだろうな~2023/10/05
サラン
14
★4 周りの大人によって愛玩奴隷とされ屈辱を味わって来たジャックは復讐を決意するが生き残っているのは金貸しの娘だけ。超貧乏で引き篭もりでズボラなロニエは今では最低レベルの生活状態。そこでロニエを豊かにしてから堕とそうと無理矢理同居をしたジャックはまるで家政婦の様に甲斐甲斐しく世話をする。最初こそ胡散臭げなロニエだったが次第にジャックとの生活に慣れ惹かれていく‥最初にロニエの汚部屋に入ったジャックが悲鳴を上げていきなり掃除をし出すとことか思わず笑える場面が幾つかあって面白かった。復讐の為と言いながら→2020/12/10
十六夜
6
悪人になりきれないヒーローとズボラヒロインとのラブ……ロマンス？？？な話。ヒロインが自立するのをヒーローがその気はなくても手助けしている話のような気もする。エロも後半にしかないしソーニャ文庫という枠に囚われず、TLというジャンルの中でも異質な作品だった。うん、ヒロインの自立の物語かな。最後はそのへんのヒーローより男らしくプロポーズしていたしね。最後はお仕事ヒロインと家政夫に落ち着いているのがまた面白い着地だった。2020/11/03
