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出版社内容情報
栢野すばる[カヤノスバル]
著・文・その他
アオイ冬子[アオイフユコ]
イラスト
内容説明
2年間、なぜか離宮に幽閉されていたアシュリー。落ちこぼれの33番目の皇女とはいえ、どうして自分だけ?父皇帝に直談判すると、初めて任務を与えられる。「田舎に引きこもっている宰相候補のレーニエを、帝都に連れ戻せ」というものだ。レーニエはアシュリーのかつての個人教師で、ずっと会いたかった大好きな人。喜び勇んで彼の説得に向かうアシュリーだったが…。にこやかに微笑む彼に突然求婚され、“淫らなお勉強”までさせられて―!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
デイジー
11
★★☆☆☆古本 ソーニャっぽさは、薄めなのかもしれないけど、やっぱりソーニャ。設定や人物関係が結構入り組んでいて、しっかりと作り込まれた世界。なんだけど、どことなくちぐはぐというか。ヒーローが中途半端かなあ。ヒロインの2年間の監禁状態を放置ってどうよ。ヒロインは目隠しされたような状態で養育されてたわけだけど、意外と行動的。大事なシーンに絡んで、やたらと木登りが出てくるけど、これは微妙。うっかり古本で買ってしまったが、自分的にはやはりソーニャはあまり相性は良くない。読んでて、疲れた。2022/02/20
鯵
10
あらすじ省略★この話読んでて「ヒーローはヤンデレ光源氏?」と思っていたら、作者様もあとがきで「壊れた光源氏」とか書いてて笑った!ヒーローが初心なヒロインを幼い頃から洗脳し丸め込んで、一方的に貪り食らう話?では無く、ヒロインもヒーローに執着していてお互い病んでた!後半、ヒーローが反省してヒロインを避けても追いかける。頭弱そうで腹黒いよヒロイン!それにしても…エロシーン表現がヒーローの激甘セリフで卑猥さ増してる気がする(笑)設定もストーリーもしっかりしてるのに前半のせいでエロ多過ぎと思えてしまう。2020/03/12
十六夜
7
元気なのに病気と偽って二年幽閉されて、我慢できずに父皇帝に直訴に行ったヒロイン皇女が、田舎に引きこもっている秀才を連れて帰れと命じられ、そのまま田舎に置き去りにされる始まり。ヒロインが自分の境遇の謎を知らないままヒーローに言いくるめられて抱かれてという感じだけど、読み進めるうちにヒロインの正体やヒーローの事情なんかも見えてきていい感じにドロドロ具合。ヒロインは明るく裏表内容に見えてなにげにヤンデレ風味持っているしヒーローは言わずもがなでなんともね。二人的にはハピエンなのかな。2020/03/06
サラン
5
★3 栢野さん好きで最近再読も含めあれこれ読んでるんだけどこれは微妙かな。ヒーローがイマイチだから。腹黒と言えば腹黒なんだろうけど、ただ頭が良い人ってだけの感じ。結局左宰相の言いなりだったわけだし。あれだけ嫉妬深くてアシュリーに執着してたのにどうして2年も離れて隠居?してたのかもよく分からなかった。王様の本当の気持ちも左宰相を通してだし全体にボンヤリ。ケンツェン公爵の方がヒーローとしては好み!2020/04/19
加那
4
んー?えっちは描写なのかな?あまり好みじゃないので、つまらなくて残念。あと、紫の上計画的なので、最初から振り切れているわりには、読んでいるこちらは相手の思いがよく分からず、ブレブレ?まぁ、ソーニャっぽいけど、無理にソーニャしてる感じかな?2020/04/04