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出版社内容情報
秋野真珠［アキノシンジユ］
著・文・その他
内容説明
「では、役所へ行きましょう」両親に呼び出された先で、突然プロポーズ（？）をされた松永夕。お相手は有名企業の御曹司で大学教授の名城四朗。スーツは一流品なのに、髪はぼさぼさ、ひげも伸び放題の変わり者。だが、直球すぎる愛の言葉は、恋を知らない夕の心を震わせる。夕のためにと髪を整え、ひげを剃り、ますます魅力的になった彼。「止まらないが、いいか」四朗の劣情に煽られて、情熱的な一夜を過ごす夕だったが、その後、ある事実を知ってしまい―！？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
でんか
12
作家さん買い。現代ものは初めて拝見。文章は安定感があり、よくあるシンデレラストーリーなんですが、書かれる方が上手だと面白くなるのだなあと実感。登場人物も、ヒロイン、素直ないい子で、幸せになれてよかったねという感じ(現代ものだとその辺がリアル毒親とかになりそうで怖い)。ヒーローのお約束のハイスペぶりも好きです。あとは、爺さんのあの世からの（？）指令がいい味だしてます。ひたきさんのイラスト良くあってるなあと思いました。 2017/09/24
アキナ
12
ヒーロー祖父の謎の遺言により急に結婚をすることになったヒロイン。けどヒーローはそれを知る前にヒロインに一目惚れ済み。決められて結婚するのではなく、ちゃんと自分を好きになって欲しいと、ヒロインのためにあれこれ頑張るヒーローが可愛いお話でした。最後ちょっと母の救済っぽくなったけどらヒロインは遠慮しすぎな部分はあったんだろうけど、我が子を守れるのは母が一番なのだから、やはり毒な母だなと感じました。また現代物が出るそうなので楽しみ。2017/08/26
ちかぞお
10
ソーニャには珍しい現代モノだけど、これはヨイ。そして、今回のヒーローも残念ヒーローなのが、安定の秋野先生クオリティ(笑) 大学教授なヒーローがスイッチ入っちゃうと、言ってる事は意味不明だわ、ヒロインにガッつくわ。いや、好きだけどね？こういうキャラ(苦笑) ヒロインも素直女子で好感が持てる。しかし、何と言っても影の主役は、死んでるはずの爺！ 本当に死んでるんだろうな？！2017/09/23
やまと
9
作者さん買い。 ソーニャに珍しく現代ものでした。 溺愛もので、歪んだ愛ではありませんでした～。 ヒロインの境遇が少し可哀想なのですが、ヒーローが一途で気持ちも分かり易かったので、安心して読むことができました。 レーベル的には、アレですが、私的には、楽しく読ませて頂きました。2017/08/04
アネム
4
★★☆☆☆2017/11/25
