ソーニャ文庫 淫惑の箱庭

松竹 梅【著】

イースト・プレス（2013/06発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 318p／高さ 15cm
• 商品コード 9784781695075
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

松竹梅［マツタケウメ］
著・文・その他

和田ベコ［ワダベコ］
イラスト

内容説明

アルクシアの王女リリアーヌは、隣国ネブライアの王ルチアーノとの結婚を間近に控え、穏やかな日々を送っていた。しかしある日、野蛮といわれる国、キニシスの皇帝レオンに自国を滅ぼされ、強引に体を奪われてしまう。傲慢なレオンを憎みながらも、一方では優しい手に違和感を抱くリリアーヌ。体を重ねるごとに、彼の真実に近づいていって…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[なぎ]

面白くて一気読み。この方、『越えざるは紅い花』のライターさんだったんですね！ソーニャらしさはないけど面白いから満足(*^^*)でもルチアーノがヒーローだったらソーニャっぽくなるね（笑）イラストもすごく綺麗！

2014/11/25

[でんか]

わりあいすきなてんかいのほん。文章は読みやすい。イラストもよくあってて綺麗。ヒロインは、大変王女様っぽくてキリっとしてて好き。ヒーロー、最初のご無体ぶりはいただけませんが、あとは、好き好きーとダダ洩れているのでよろしいと思います。そのうちヒロインが、ヒーロー許しちゃう過程もあまり無理がない描写で、良い感じに両想いになるのがよいです。ヒーロー弟＆ヒロイン妹のカップルもいい感じ。ソーニャな人が約一名いましたがその他は感じのいい登場人物ばかりで面白く読了。

2017/10/13

[seri]

乙女ゲームの人気ライターさんだと話を聞いて読んでみたんですが、なるほどさすが。レーベル変えて露骨な描写を省けば一般受けする話だと思います。キャラクターの作り方が丁寧。ただ皆私情で国動かしすぎだけど。ルチアーノの狂気とかレオンの葛藤とかもっと掘り下げても良かったかな。このレーベルは初めてだけど楽しめました。

2013/08/12

[幸音]

表紙買い。初めての絵師さんだけど中の挿絵もきれいで私好み。国を侵略され捕らえられた白銀の姫･リリアーヌ、侵略した皇帝レオン。気高いヒロインで、その妹も健気で可愛くて好き。レオンの弟のイラストも見たかった。レオンのキャラクターがちょっと○○○なとこが可愛い。暗い部分はあるけど、ストーリー自体は王道かな。

2013/06/03

[山吹]

登場人物が魅力的で、それぞれが意思を持って行動している事がしっかり分かる。心理描写も非常に丁寧で、説明不足に感じられる所があまりなかった。ただ、序盤で敵役やその後の展開が予測出来てしまったので意外性はなかったかな。歪んだ愛ではなく、純愛系だった事の方が意外だった。敵役の彼は相当歪んでましたが。CDではどんなラストだったのか非常に気になる。バッドED一直線な気がしてなりません(笑)メインCPより妹CPに萌えたので、そちらの話を読んでみたい。

2014/01/10