出版社内容情報
井上治代[イノウエハルヨ]
著・文・その他
内容説明
あらかじめ決められた「葬儀」の意味をひとつひとつ問い直しながら、みずからの望む死後を実現する。「家」から自由になり、「他者」とのゆるやかな共同性をつちかう。私たちがいま、本当に必要としている「死」と「生」のありかたを、ロングセラー『遺言ノート』で知られ、日本人の心根に深く響く「桜葬」を展開する著者が、すべての人に向けて送る、必読の1冊。中学生以上。
目次
第1章 葬式とお墓には、ナゾがいっぱい(死んだら、人はどこへ行くの?;死んだら、どうして「名前」が変わるの?;「戒名」って、自分でつけてもいいの? ほか)
第2章 わたしたちの「死」のかたち(遺体を焼くバーナーの炎;ふすまの部屋と、母の死;火葬料金のランク表 ほか)
第3章 死の味のする、生の幸福(明治に制度化された「家」;父から息子へとつながる墓;旧民法の幽霊 ほか)
著者等紹介
井上治代[イノウエハルヨ]
東洋大学ライフデザイン学部教授。社会学博士。ノンフィクション作家。大学の授業では、若者たちに「生死の社会学」「家族の社会学」「世代論」「ジェンダー論」などを教えつつ、学生からも活力をもらい、その一方で、尊厳ある死と葬送の実現をめざして活動するNPO法人エンディングセンターの代表として、講座やシンポジウム、相談・サポート活動等を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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