出版社内容情報
新渡戸稲造[ニトベイナゾウ]
原著
バラエティ・アートワークス[バラエティアートワークス]
著・文・その他
内容説明
「太平洋の架け橋」として、その使命に殉じた国際人・新渡戸稲造が、日本の倫理観を英文で紹介した『武士道』は、当時の米大統領ルーズベルトなど世界の知識人から評価され、海外におけるサムライのイメージを決定づけた。「義・勇・仁・礼・誠・忠・名誉」…日本が世界に誇る精神を著した名著を、武士の象徴的物語『忠臣蔵』と併せて漫画化。
目次
プロローグ
不滅の教訓
武士の精神
エピローグ
著者等紹介
新渡戸稲造[ニトベイナゾウ]
1862~1933。盛岡藩(岩手県)出身。農学者・教育者。東京女子大学学長などを歴任。国際連盟事務次長も務める。太平洋会議の帰路、愛妻メアリーに看とられ、カナダにて客死。享年71歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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塞翁が馬
5
外国人から日本人に対する質問で多いらしい「サムライとは?武士道って?」について少しでも理解を深めたく図書館で借りる。漫画なのでとても読みやすく1時間ちょっとで読了。著書「武士道」は、新渡戸稲造がドイツ留学中にベルギー法学者から「日本の学校には宗教教育がないのに何をベースに善悪(道徳)を教えてるの?こっちはキリスト教だけど…」という質問に答えられなかったことがきっかけで世界に向けて書き起こしたと言われている。武士道は日本人の道徳の礎として、義、勇、仁、礼、誠、名誉、忠義から成り、分かりやすく解説されている。2025/06/12
☆ツイテル☆
3
Kindle 通読2023/02/21
さとさとし
2
日本には中心となる宗教がない。では日本人の道徳観はどこから来ているのか?と考えた新渡戸稲造が考えた結果が、それは儒教思想の影響を受けた「武士道」と気付いた。その武士道のお話。新渡戸稲造の「武士道」を体現する短編漫画の主人公が、いかにもなサムライで、笑っちゃうくらいかっこいい。侍ジャパンとか言った場合の侍はこのイメージなんだろうな。113ページとかよい。あと忠臣蔵もセット。2024/02/24
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