まんがで読破
資本論 (新版)

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  • サイズ A6判/ページ数 192p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784781686295
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0193

出版社内容情報



マルクス[マルクス]
著・文・その他

バラエティ・アートワークス[バラエティアートワークス]
著・文・その他

内容説明

19世紀前後に起こった産業革命以後、工業化により商品の大量供給が可能になったが、貧富の差はますます広がり、人々の生活は豊かになるどころか苦しくなるばかり。労働者を酷使する生産過程の中で新たな価値を生み出す「搾取」のシステムが明らかになる…。資本主義社会に生涯をかけて立ち向かった革命家・マルクスの代表作を漫画化。

目次

資本の生産過程
搾取
労働の売買
価値

著者等紹介

マルクス[マルクス]
1818‐1883。ドイツの経済学者、哲学者、革命家。20世紀においてもっとも影響があった思想家とされる。資本主義経済を分析し、エンゲルスと共に共産主義思想を打ち立てた。階級の解放と廃止というその思想は今なお受け継がれている。晩年は『資本論』の執筆に専念し、自宅の椅子に座ったまま死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

らる

6
製造業の基本。品質、コスト、納期/労働者は分業によって自分が何を作っているかもわからない状態になっている/資本家は労働者から「労働力」という商品を買う。それは労働者が生きのびるための値段がついているのであって、労働者が作り出す価値分の値段がついているのではない。/儲けようと思えば、同じ労働力から、高い価値を生み出させる=より多く働かせるのが近道/労働力という商品は、資本家に売るしかない。他の商品を持たなければこの搾取構造からは抜け出せない。2021/09/11

うしまる

5
いき過ぎた資本主義社会を漫画を通じて傍観していく、現代社会にも通ずるものがあり、感じるものがある。2022/11/15

はぎはぎ

5
マルクス『資本論』の第一章をもとに、労働力の商品化や搾取といった基本的な概念を説明する。説明の内容自体はわかりやすいのだが、ストーリーとしてはもやもやしたままで終わる。労働者が馬車馬のように働かされて「俺たちは奴隷じゃない」と叫ぶところが印象的である。マルクスの考える理想がどうなのかというところまでとりあげず、ここで終わってしまうと中途半端な感じである。2022/11/06

いなぎ

4
ざっくり読めた。続編があるので、問題意識の提起をするためのわかりやすい前振りを作ってくれてる感じかな?2022/11/01

さとさとし

1
資本論をベースとした物語。家族で酪農者として人気のチーズを作っていた青年が、資本家の口車に乗り、新しいチーズ工場を、社長として経営する座につくことになる。 そこで、酪農者では見えていなかったことが次々とわかってくる。資本論の要点を押さえながらも、お金持ちを目指して始めた考えなしに始めた行為が引き返せない状況になっていく様が、単純に物語として面白い。青木雄二の漫画みたいだ。2024/02/27

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